「EVに興味はある。でも高そう」「充電代って結局いくら?」「ガソリン車と比べて本当に家計がラクになるの?」──そんな疑問を持つ方に向けて、この記事ではガソリン車と電気自動車(EV)の“2年間の総コスト”を、家計目線でできるだけ分かりやすく整理します。
当サイト(https://ohisama-everyday.com/)では、太陽光発電・V2H・電気自動車を含めた実体験データをもとに情報発信しています。この記事も同様に、机上の空論ではなく、実際の運用で起きるコスト差を中心にまとめます。
なお、EVのコスパは「車種」だけでなく、自宅充電の有無/電気料金プラン/走行距離/太陽光やV2Hの有無で大きく変わります。検索キーワードで言えば、「EV コスパ」「EV 充電代 月いくら」「V2H 元を取る」「太陽光 EV 充電」あたりがまさに分かれ道です。この記事では、その分岐点も含めて解説します。
結論:2年間の総コストは「自宅充電×走行距離×太陽光/V2H」で逆転しやすい
結論から言うと、2年間という短めのスパンでも、条件がそろうとEVの総コストがガソリン車を下回るケースは十分あります。特に、次の条件に当てはまるご家庭ほどEVが有利になりやすいです。
EVが有利になりやすい条件
・日常の走行距離がそこそこある(通勤・送迎・週末レジャーで距離が伸びる)
・自宅充電ができる(普通充電でもOK)
・深夜電力など、充電単価を下げられるプランを使える
・太陽光発電がある、または導入予定がある
・V2Hを導入していて、家の電気に回せる(停電対策も兼ねる)
一方で、次のような条件だと、2年では「差が出にくい/逆転しにくい」こともあります。
ガソリン車が有利(または差が出にくい)条件
・走行距離が少ない(燃料代の差がそもそも小さい)
・自宅充電ができず、外部急速充電中心(単価が上がりやすい)
・購入価格差が大きい(補助金や値引きを含めても差が残る)
つまり「EVは高い/安い」ではなく、家計の使い方に合うかで判断するのが最短ルートです。
理由:総コストは「車両価格」より“毎月のエネルギー代”と“周辺設備”が効く
2年間の総コストを考えるとき、多くの方がまず車両価格(購入費)を見ます。もちろん重要ですが、実際に差が出やすいのは次の3点です。
理由1:燃料代(ガソリン代)と充電代(電気代)の差が毎月積み上がる
ガソリン車は距離が増えるほどガソリン代が直撃します。EVは同じ距離でも、家庭で安く充電できるかでランニングコストが大きく変わります。とくに「深夜充電」「太陽光の余剰で充電」ができると、家計の体感が変わります。
理由2:EVはメンテナンス費が読みやすい(ただしタイヤは減りやすい傾向)
EVはエンジンオイル交換がなく、構造がシンプルな分、定期的に発生する消耗品が減る傾向があります。車種にもよりますが、特にハイブリッド車(EV)では「e-Pedal」のような減速、回生ブレーキとして機能し、ブレーキペダル操作を減らすスマートな運転を可能にする車種もあります。方で車重やトルクの関係でタイヤが減りやすいと言われることもあり、ここは車種・運転の仕方で差が出ます。
理由3:太陽光/V2Hの有無で「EVの価値」が家全体に広がる
EV単体で見れば「移動のための電気代」ですが、太陽光やV2Hがあると、EVが家のエネルギー運用の一部になります。
・太陽光→昼の余剰電力でEVを充電できる
・V2H→EVの電気を家で使える(買電を減らす/停電対策)
この“家計全体の最適化”ができると、同じEVでもコスパの出方が変わります。
具体例:2年間の総コストを「同じ条件」で比較する(実体験データ参照の考え方)
ここからは、2年間の総コストを比較するための実務的な手順と、当サイトで公開している実体験データ(太陽光・V2H・EV運用)を参照しながら、どこに差が出るかを具体的に示します。
※当サイト(https://ohisama-everyday.com/)では、月ごとの電気代、太陽光の発電量・自家消費、EV充電の状況、V2H運用などを実体験として記録しています。本記事の比較で「実際の電気代/充電単価/運用の実測」は、その実データを前提に見るのが最も再現性が高いです(机上の平均単価より、家庭ごとの差が大きいためです)。
比較の前提:2年間の総コストに入れる項目
「総コスト」と言っても、何を含めるかで結論が変わります。家計目線で迷いが少ないのは、次の項目です。
2年間の総コスト(家計目線)
・車両本体(購入価格−補助金−下取り等)
・燃料/充電(ガソリン代 or 電気代の増分)
・自宅充電設備(コンセント/EVSE工事費)
・V2H導入費(導入する場合のみ)
・自動車税(種別で差)
・車検・点検・消耗品(オイル等、タイヤ等)
・保険(条件が揃えば同等として比較してもよい)
・高速代/駐車場代など車種で変わらないもの(通常は比較から外す)
ポイントは、EV側だけにV2Hを入れると「車の比較」ではなく「家の設備投資比較」になります。とはいえ、V2Hは停電対策+電気代削減という別の価値があるため、この記事では次の2パターンに分けて考えるのがおすすめです。
・パターンA:車だけ比較(EV+自宅充電まで)
・パターンB:家全体で比較(EV+太陽光+V2Hの運用効果まで)
ステップ1:走行距離を揃える(ここがブレると比較が崩れます)
まずは2年間の走行距離を揃えます。例として、以下のように置くと計算がしやすいです。
・年間走行距離:10,000km(ファミリーで送迎+買い物+週末)
・2年間:20,000km
ご家庭の実態が「年間5,000km」なのか「年間15,000km」なのかで、燃料代差がまったく変わります。EVのコスパは距離が伸びるほど出やすいため、ここは現実の生活に合わせるのが重要です。
ステップ2:ガソリン代を実測に近い形で出す
ガソリン車は以下で概算できます。
・燃費(km/L)
・ガソリン単価(円/L)
・走行距離(km)
ガソリン代(2年)=走行距離 ÷ 燃費 × 単価
例:20,000km、燃費15km/L、単価170円/Lなら、約226,667円です。
ただし、近年は単価変動が大きいので、家計としては「この2年で実際に払った単価」に寄せるのが最も確実です。
ステップ3:EVの充電代は「どこで・何円で・どれだけ充電したか」で決まる
EVの充電代は、単純に「電費(km/kWh)×電気単価」で出せますが、現実には充電場所が混ざります。
・自宅(夜間)
・自宅(太陽光の余剰)
・外部の急速充電(単価高めになりがち)
この内訳が、EVのコスパを左右します。特に、太陽光があるご家庭は「余剰で充電できた分」が効きます。
当サイトでは、太陽光・V2H・EVの運用を実体験として記録しているため、「実際にどれくらい自家消費できたか」「買電がどれくらい減ったか」を確認できます。これを参照して、あなたの生活パターンに近い月を当てはめると、かなり現実に近い比較になります。
私の場合、太陽光+v2H+EVの組み合わせで、2年間で約17000km 自宅給電ほぼ100% ガソリン代にあたる実出費はほぼ0円です。さらに日中は太陽光の恩恵を受け、電気代の削減、夜間の給電はEV→自宅への給電を行えているので、コストパフォーマンスは非常に高いです。
ステップ4:自宅充電設備の費用を入れる(2年比較では意外と効きます)
EVを家計目線で比較するなら、自宅充電の初期費用を無視しない方が納得感が出ます。
・屋外コンセント増設
・EVSE(充電器)設置
・分電盤工事など
2年で回収する前提にすると重く見えますが、実際には設備は2年で終わりではなく、次のEVにも使えます。したがって、比較では「2年分に按分」するか、「初期費用として別枠で提示」すると判断しやすいです。
ステップ5:太陽光・V2Hがある場合は「家の電気代の変化」も見る
太陽光やV2Hがある場合、EVの充電代は「車の電気代」だけでは完結しません。家の電気代(買電)や売電、自家消費の増減が絡みます。
・EVを買ってから電気代が上がったのか(上がったならどれくらいか)
・その一方でガソリン代がどれくらい減ったのか
・太陽光の余剰をEVに回して売電が減ったのか(売電単価との比較)
・V2Hで夜の買電を減らせたのか(電気料金プランとの相性)
当サイトの実体験データでは、この「家計の合算」が追える形で情報発信しています。EVだけを切り出すのではなく、家の光熱費まで含めた“実際の支出”で比較すると、「EVは高いと思っていたが、家計全体ではそうでもない」という判断がしやすくなります。
モデル比較(イメージ):2年間の支出項目を表にして見える化する
実際の比較は、次のように表にして「差分」を見るのが一番分かりやすいです。
・ガソリン車:購入費/ガソリン代/税金/メンテ/車検関連
・EV:購入費−補助金/充電代(電気代増分)/税金/メンテ/充電設備
・(任意)太陽光・V2H:導入費/電気代削減/停電対策価値
このとき、当サイトの実データから「月あたりの電気代の増減」「自家消費で賄えた割合」「V2H運用での買電削減」などを参照して、あなたの条件に近い形で数字を埋めていくと、検索でよく見る平均値よりも納得感の高い比較になります。
よくある不安への回答(EV コスパで迷うポイント)
Q1:EVの充電代は月いくらですか?
走行距離と充電単価で決まります。自宅充電中心なら、ガソリンより安くなりやすい一方、外部急速充電が多いと単価が上がり、差が縮みます。当サイトの実体験データでは、太陽光やV2Hの運用込みで「実際に家計から出ていった電気代」を追っているため、月ごとのブレも含めて把握できます。
Q2:V2Hは元を取れますか?
V2Hは「元を取る」だけでなく、停電時の安心や、太陽光の自家消費を増やす価値があります。純粋な回収年数は、導入費・電気料金プラン・太陽光の余剰量・運用の工夫で変わります。2年という短期で完全回収は難しいこともありますが、家計の電気代を下げる方向に働く可能性はあります。
Q3:2年だと購入費の差が大きくてEVは不利では?
車両価格差が大きい場合、2年では埋まりにくいことはあります。ただし、補助金や下取り、燃料代差、メンテ費差が積み上がるため、「差が縮む」ことは十分あります。さらに太陽光の余剰充電が多い家庭では、ランニング差が大きくなりやすいです。
まとめ:あなたの家計で“勝ち筋”があるかを、実データで確認するのが最短
ガソリン車とEVの2年間総コストは、単に「車両価格」だけで決まりません。むしろ家計目線では、毎月のエネルギー代(ガソリン代/電気代)と、自宅充電・太陽光・V2Hの相性が結果を左右します。
・走行距離が伸びるほどEVが有利になりやすい
・自宅充電ができると充電単価を下げやすい
・太陽光の余剰で充電できると、家計全体で効いてくる
・V2Hは「回収」だけでなく停電対策や買電削減も含めて判断する
当サイト(https://ohisama-everyday.com/)では、太陽光・V2H・EVを実際に使ったデータを公開しています。もし「EV コスパ」で迷っているなら、平均値よりも、実体験に基づく月次データを参照して「あなたの生活に近い条件」で当てはめるのが、失敗しない判断につながります。
今後回収年や効果を算定する簡易的なアプリケーションを無料利用できるようにしていく予定です。どなたかの検討の参考になれば幸いです。

